メンテナンス

メンテナンス

療中のメンテナンス

治療中のメンテナンス

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療中、飲食時にはアライナーを取り外す必要があります。ただし、水を飲むときのみ、取り外さなくても構いません。
再度アライナーを装着する前には、歯磨きやデンタルフロスなどのケアを行ないましょう。柔らかい歯ブラシを使い、水と少量の歯磨き剤でやさしく洗い、その後、必ず水ですすいでから装着してください。
ただし、入れ歯洗浄剤を使ったり、マウスウォッシュに浸したりすることは、絶対に行わないでください。アライナーの表面に傷がつき、透明感が失われて装着時に目立つ原因となってしまいます。

当院では、矯正中に虫歯になってしまった場合は保険で虫歯治療もできます。

療後のメンテナンス

治療後のメンテナンス

【保定期間とリテーナー】

矯正治療が完了した後、そのままにしていると、歯が元に戻ろうとして動いてしまう『後戻り』が起きます。せっかくきれいになった歯並びが元に戻らないよう、歯や歯の周りの組織が安定するまでの一定期間、『リテーナー』という保定装置を使います。
これを『保定期間』といい、定期的に通院して歯並びの状況を経過観察します。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合も、この保定期間とリテーナーが必要です。
保定期間は、一般的に約2年間ですが、きれいな歯並びを保つために、保定期間が終わった後も、できる限り保定装置を装着することをお勧めします。

【虫歯や歯周病の予防】

口の健康が損なわれてしまっては、せっかくきれいになった歯並びが台無しです。口の健康を守るためには、虫歯や歯周病の予防が大切です。
食後の歯磨きなどを丁寧に行なうのはもちろん、歯科医院での定期検診を受けましょう。歯科医師に、虫歯や歯周病の有無、歯並び、噛み合わせなどをきちんと確認してもらい、 歯磨き指導を受け、いつまでも口の健康を守れるように努めることが大切です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
  • ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
  • ・症状によっては、マウスピース型矯正装置で治療できないことがあります。
  • ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
  • ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
  • ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  • ・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
  • ・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
  • ・お口の状態によっては、マウスピース型矯正装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
  • ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  • ・薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。

薬機法において承認されていない医療機器「インビザライン」について

当院でご提供しているマウスピース型矯正装置「インビザライン」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。

○未承認医療機器に該当

薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2022年4月18日最終確認)。

○入手経路等

インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。

○国内の承認医療機器等の有無

国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2022年4月18日最終確認)。

○諸外国における安全性等にかかわる情報

現在世界100カ国以上で提供され、これまでに1,100万人を超える患者さまが治療を受けられています(2021年9月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。