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『マウスピース型矯正装置(インビザライン)』は、装置が目立たず、食事や歯磨きのときには装置を取り外せる優れた矯正治療です。しかし、日本人の場合、欧米人に比べて骨格的な問題から生じる不正咬合が多く、凸凹が大きいので、マウスピース型矯正装置(インビザライン)だけでの治療ができないこともあります。
その場合、マウスピース型矯正装置(インビザライン)だけでなく、ブラケットとワイヤーを使う『ワイヤー矯正』などの『補助矯正装置』を併用することがあります。
それにより、難しい症例でもより理想的な治療を行なえます。
補助矯正装置を併用するか否かの判断基準は、以下のようになります。
補助矯正装置を使う補助矯正期間は症状によって異なりますが、短いと約3ヵ月、長いと約1年になります。 しかし、マウスピース型矯正装置(インビザライン)での治療期間と補助矯正期間を合わせたトータルの治療期間を短縮することができます。
補助矯正装置には、一般的なものから機能性・審美性に優れたものまで、主に以下のような種類があります。
痛みの軽減や治療期間の短縮ができるブラケットで、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の前や後に使われることがあります。
『デイモンクリア』や『クリッピーC』はブラケットが白や透明なので目立ちません。
薄く小さく、余分な突起のない丸みのある装置なので、歯の裏側につけてもほとんど違和感がなく、外から見えることもありません。
『クリッピーL』など、痛みの軽減や治療期間の短縮ができるブラケットで、歯の裏側につけるので、外から見えません。
『顎間ゴム』は上顎の装置と下顎の装置にまたがるようにかけるゴムです。
アライナーにゴムを引っ掛け、出っ歯・叢生を改善、噛み合わせを改善・微調整します。ゴムは端の方につけるので、ほとんど目立ちません。
『ディスキング』は、歯を削って歯と歯の間に隙間をつくることで、歯を並べるために健康な歯を抜歯する可能性を回避したり、左右の歯の形態を整えるための処置です。
少量歯を削ることになりますが、虫歯の発症や歯の弱化にはつながらないと証明されています。また、エナメル質が研磨されるので、硬さが増すという報告もあります。
当院でご提供しているマウスピース型矯正装置「インビザライン」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2022年4月18日最終確認)。
インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。
国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2022年4月18日最終確認)。
現在世界100カ国以上で提供され、これまでに1,100万人を超える患者さまが治療を受けられています(2021年9月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
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